2008年8月31日日曜日

Diabetes can be treated by iPS cell

iPS細胞でネズミの膵臓作製に成功…東大医科学研 (読売新聞)

本日のYomiuri Onlineで見つけた記事:

 新型万能細胞(iPS細胞)を利用して、マウスの体内で 膵臓 を作製することに、東京大医科学研究所の中内啓光教授らが成功した。

 研究が進んで、糖尿病患者のiPS細胞を作製し、動物の体内で膵臓を作らせることができれば、移植医療に使える可能性もある。

 実験では、膵臓の形成に必要な遺伝子を持たないマウスを使った。膵臓が欠損したこのマウスの受精卵を数日間培養。胚盤胞まで育った段階で、正常な遺伝子を持つマウスから作ったiPS細胞を注入した。その後、胚盤胞を代理母の子宮に移植し、誕生したマウスを調べたところ、膵臓が出来ていた。

 膵臓には、インスリンを分泌するベータ細胞も含まれ、血糖値を正常に保つ機能があることを確認した。注入したiPS細胞が、欠損するはずだった膵臓を補完したとみられる。

 研究チームは、別の万能細胞である胚性幹細胞(ES細胞)を使い、マウスの膵臓や腎臓を作ることにも成功している。今後、サルやブタで人間の臓器が作製できるか確かめる計画だ。

2008年8月30日土曜日

I'm locked,,,,

回診後、オペ室がちょうど空いていたのでシャワーを浴びていたら閉められてしまった。そこで、内線電話をかけてやっと開放された。
昨夜の大雨で少し寝坊をし、ふと眼が覚めたのは6時過ぎ。慌ててコーピーとパン、ゆで卵の朝食を摂りチャリで市立病院へ向かう。片道約15分、やや涼しくなったとはいえ、汗まみれとなる。そそくさと回診をする。昨日から退院のことをお話するが、超過保護の母親は10歳にもなっている我が子がそんあに心配なのか、、。
週末である。人様はお休みだというのに、さてこれからが仕事本番。

2008年8月29日金曜日

「どこでもやれる」

人様のBLGを覗いていたら、興味深いものが見つかった。:

●社内でできるやつと思われる4原則
 ・自分のために仕事をすること
 ・顧客の悩みを考える
 ・武器を持つ
 ・与えられた仕事に全力で取り組む
●社外でもウワサになる(=社外で認められる)ための3スキル
 ・コミュニケーション
 ・チームワーク
 ・育てる力
●人を育てる能力が必要な理由
 ・自分の成長
 ・時間の節約
 ・恩返し
●仕事の選択基準
 ・「自分が好きなこと」自分はいったい何をやりたいか
 ・「自分の強みを活かすこと」自分は何が得意か
 ・「意味・意義のあること」何をしている自分なら意味を感じ,社会に役立つと実感できるか

注目は「育てる力」と「コミュニケーション」

2008年8月26日火曜日

アディポネクチンを増やすには

さきほど、先週手術した10歳男児が来院した。
母親同様、堂々たる体格で、下腹部切開で筋膜に達するまで一苦労、皮下脂肪組織はじわじわ出血するので、丁寧な止血操作が不可欠。術野が狭いのでやや大きめに皮膚を切らねばならない。かくして、手術時間は1.5倍くらいかかる。
幸い、術後の経過は順調だ。この子の10年後を予測すると、今のままだと間違いなく「メタボ」だろう。

そこで、おさらいをする。「アディポネクチン」 脂肪細胞から出てくる善玉物質。http://www.naoru.com/adiponekutin2.html
「脂肪細胞が分泌する生理活性物質(サイトカイン)で、松澤裕次住友病院院長らが1996年に発見した。
他のサイトカインと比べて、血液中の含有量は数ケタ多い。
・肥満になるほどアディポネクチンの分泌量が低下する。
・同じ肥満でも皮下脂肪でなく内臓脂肪が溜まると分泌量が減る。
・血中のアディポネクチン量を一定に保っておくと動脈硬化の進行を遅らせることができる。
・アディポネクチン分泌低下の一因に活性酸素による酸化ストレスがある。
アディポネクチンを増やすには、基本は運動。激しい運動でなくても日常生活にウォーキングを取り入れるだけで、数ヶ月で効果が出てくる。ウエストのサイズが小さくなると、アディポネクチンの分泌量が増えたと考えても良い。
また、大豆を食べると血液中のアディポネクチンレベルが上がることも分かってきた。大豆に含まれるタンパク質が脂肪細胞の中にあるアディポネクチンを合成する機能を高めるらしい。
喫煙 はアディポネクチンの合成機能を弱める。ネズミの実験では喫煙後12時間で20%低下する結果も出ている。

2008年8月24日日曜日

ボケ対策にカレー?

<ターメリック>カレーに記憶力のもと 認知症治療に効果? (毎日新聞)

 カレーのスパイス「ターメリック」に含まれる成分から、記憶力を高める化合物を、武蔵野大と米ソーク研究所が合成した。
 この成分は「クルクミン」と呼ばれ、生薬としても用いられるショウガ科の多年草「ウコン」の黄色色素。アルツハイマー病の原因とされる異常たんぱく質ベータアミロイドが脳内に蓄積するのを防ぐ作用を持つことが知られている。
 研究チームが調べたところ、クルクミンは神経細胞の損傷を抑えられるが、記憶力向上までの効果は確認できなかった。そこで、クルクミンの化学構造を変えたさまざまな化合物を合成。ラットから記憶の形成にかかわる脳の海馬を摘出、薄くスライスして組織が生きた状態が保たれたままにして、これらの化合物を加えた。
 その結果、「CNB-001」と名付けた化合物が、細胞間の情報伝達の効率を高め、その状態を持続させることが分かった。また、この化合物を飲ませたラットは前日に見せた物体を記憶していたのに対し、飲ませなかったラットは覚えていなかった。この化合物が、記憶をつくるスイッチとして働く酵素を活性化していることも判明した。

 

2008年8月23日土曜日

ただ憧れを知る者だけが、、

「 ただ憧れを知る者だけが 」          6つのロマンス Op.6より
Net, tolko tot, kto znal        from 6 Romansov
詩: ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)
ただ憧れを知る者だけが わたしの苦しみをわかってくれるのです
あらゆる喜び、幸せから隔てられ 私ははるか遠くの青い空を見つめています
ああ! 私を愛し、わかってくれる人はどこかわからない遠い所にいる
そう思うと私は気が遠くなり胸をかきむしられるのです
ただ憧れを知る者だけがわたしの苦しみをわかってくれるのです

None But The Lonely Heart

2008年8月22日金曜日

マスコミの言葉だけでは?

金曜の午後は一休み、BLGを書く時間ができる。スライド原稿など書きたいのだが、いつも、お尻に火がつかないとエンジンがかからない。
何気なくネットを開いていると、北京からの情報が自ずと入ってくる。TVやラジオの煩いゲストコメンテーターもいないから、事実だけを伝える、ただそれだけでいい。果たせるかな星野ジャパン、無残なゴロ負け。サッカーもしかり、ハングリーを忘れた日本プロが勝てるわけがない。
オリンピックに現を抜かす平和ボケ日本、これでいいのだろうか。
官僚・公務員の不祥事は、止まることを知らない。かの巨大集団は、恐竜が滅びたのと同様に巨大隕石の力を借りずとも自壊するだろう。
マスコミで気になるのは、伝わっているのもは何か、そして伝わっていないものは何かである。特に後者は重要だ。
オリンピックが平和の祭典などと、寝ぼけたことを信じる人は幸せかもしれない。うわべだけを取り繕っても、裏事情は自ずと伝わってくる。
かような情報操作は北京政府だけではない。個人情報保護という隠れ蓑を使い、年金問題、長期化する社会停滞にあえぐ日本の組織でいたる所で行われている。
都合の悪いことは、誰も出さない、それが当然であり、情報を制すものが社会を制している。

2008年8月21日木曜日

Who destroyed Japanese medical system?

大野病院事件の判決が出た。
情報と感情は恐ろしい。結果云々よりも、大事なことをわたしどもは見失っている。

日本は世界一お産が安全な国といわれているが、安全とはなんだろうか。お産に少なからずリスクが伴うのは当然のことで、100%安全ということはありえない。
原告側は「機を見て盛を見ず」。全体が見えない、俗に言う専門○○が陥りやすい思考行動様式だと思う。一瞬の出来事には様々な局面がある。それぞれの「プロ」は、それぞれの瞬時に全体を照らし合わせて判断を下す。いわゆるガイドラインなど、何の役に立つのだろうか。真の専門家、一流とは全体を見通す胆力のある人をいう。
自己の局面だけをとらえて正義を振りかざすのは、もっとも軽蔑すべき偽善者であろう。